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【コネタと気になるニュースとなぞの織り成すヨミモノブログ】
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今年も桜の季節がやってきました。
私は桜が大好きです。
この淡いうっすらピンクの白色が青空に透き通り、
陽の光を花びらに吸収するかのよう。
満開の桜は圧巻の一言で、
見上げようものなら、
むせかえるような花、花、花の応酬。
それでも押しつけがましくはなく、
むしろ控えめで、決して自分から動こうとはしない。
勝手にモテるタイプ。
あぁ桜、桜、寝ても覚めても桜…

…とはいっても、ごく一般的な社会人は月~金は仕事。
桜のベストな見ごろは一週間ほど、休日にかぶるのはせいぜい1,2回。
予定が合わないこともあるだろう。
休日出勤や、気づけばあっという間に見ごろは終わっていたり、
とにかくなんかもう結構な春に桜を見そびれている。

数年前に見た、散り際の桜が忘れられない。
友人やその知り合いで公園に集まり飲み会をしつつ、
風の強い日だった。
風が吹くたびむせ返るような花びらが降り注ぎ、
お弁当やお酒、シートも服も人間も桜まみれになった。
あの青空とその青が見えなくなる程の花吹雪、
太陽がそこに反射して思わず目を細めるあの感じ。


どうにかして、あれを毎年見られないものだろうか?
毎年とは言わず、いっそいつでも体感できないものだろうか?





そこで私は、「あの時の桜体感空間」を作ることにしました。





どうでもいいけど毎年ワイドショーでやる
「桜開花の判定をする人に密着」いいよね。














そうして考えた装置はこれである。
透明なバケツか何か、かぶれるようなものの内側に
桜色のものをたくさん貼り付け、
桜の造花をその手前に飾る。
これをかぶればいつでもあの桜の風景を体感できるのだ。










ワー、ですよね。








早速材料を買いに行こう。








そうして買ってきたものがこちら。




■桜の造花
■プレゼント用の七色に光る細いふわふわしたやつ
■フェルトつくり用の羊毛
■ビーズ



そして道具入れ。





道具入れ?





いきなりの仕様変更。
頭が入って、かついろいろ盛り込めるほど大きな透明バケツは、
はっきり言って日常生活で基本的に「邪魔」である。
ここで早速「現実」が襲い掛かってきた。
今私が生きているここは「現実」なので、従うほかないのでした。
そこで考えた、この道具入れなら中に全てを詰め込み、
普段は蓋をして収納、いつでも開けば桜吹雪!
そういう仕様になりました。



生きるってたいへん。






さて、早速中をにボンドを塗っていきます。






そこにまず、羊毛を張り付ける。
羊毛を選んだのは、あの「ふんわりぼんやりしたうすピンク色の空間」
を再現するためです。適度に光も通し、
夢の中のようなぼんやり感を演出してくれることでしょう。






その上にビーズを配置していきます。
桜の花びらに陽の光が反射して輝くさまを
誇張した形で演出してくれるビーズ、無くてはなりません。
誇張しないと追いつかない位にあの風景は
忘れられないものであり、
それ程までに満開の桜は素晴らしいものなのです!!!









ここで乾かしがてら休憩にごはんを食べたのですが、、、



この対比。
こんなにつくねがハッキリするのかという印象。
逆に言うと、ボンヤリした淡い感じが今のところ
よく出ているという事になります。




グロス感際立つヌーディーつくね。
口紅のCMみたい。






そしてキャベツの千切りがこの七色のやつとかぶって
食べてる間に何度かえづきました。










再開。




更にその上に、プレゼントの箱によく詰められている
キャベツの千切りみたいなこれを、

重ねていきます。なんていうのかなこれ…。
光の具合によってキラキラと七色に光ります。
これは陽の光が桜に混じり合いキラキラしてまぶしい、
そんなイメージを演出するためです。
ビーズを手前にすると目立ちすぎるので、
ちょっとぼかしの意味合いも込めてこれが一番手前。







土台は完成。
これを透かしてみます。
どうでしょうこれ?
悪くない!悪くないよね!
ここに桜の造花を盛り込んでいきます!!



…のはずだったのですが、
なんとこの時点で、道具箱の中はいっぱい。
朝八時の東海道線品川新橋間そのものです。
無理やり入れようものならあの七色の細切りキラキラに
桜が絡み、大変なことになります。




ここは妥協して、造花のみ手持ちとなりました。
まぁその方が、自分で位置を調整できるしね。
さあ、いざお試し!
あの桜吹雪を体感できるでしょうか!??








両手に桜を持ち、
本を読む要領で道具箱を開き、
蛍光灯に透かしてみます!!
どうなる!?どう見える!?
旦那が写真を撮りながら貴重な休みを
妻の謎の工作に付き合わされ苛ついているのを
背中で感じるよどうする!!?









結果はこちら!!!













カメラのさじ加減だろ!!!!!





一眼レフって本当にすごいですね。
実際こんなんじゃなかったです。
でも、写真を撮ってみると、現実とはかけ離れた
こんな素晴らしいイメージ画像が撮れるのです。
一眼レフは重いけど非常におすすめです。
話が変わってきました。




 

実際はこれを至近距離で見ただけのもの、という印象。
近いけれど、やはり元の素材感は消せません。
あとは人それぞれの心の中に宿る桜の思い出、
またはイメージ、想像力、メルヘン素質はあるか、
ここ一年で花を買ったか、
最近いつショートケーキを食べたか、
そもそも胃腸の調子はどうか、

最近眠れているか、疲れてはいないか、
ささくれはないか、等々、
そういったものによって見え方が変わってくると思われます。





ということで…







外に出てきました。
そう、あの日の風は強かった。
思い出力を引き出すには、風を感じなければ。
そもそも桜は外で見るもの、
外の空気を感じるだけで、大分見え方は変わってくる!
はず!




持ち運べる仕様にして正解だったのだ。
準備は整った。やるだけのことはやった。
さぁ、あの桜吹雪をもう一度…!!





図らずもまるで祈るかのようなポーズで
私は「あの時の桜体感空間」を覗き込んだ。
旦那が怖い。
とても寒そうにしている。
口数の少なさが不快指数を物語っている。
何としてでも感動しなければ。







ん!見える!気がする!…なんか!!




目を細めて!!!
目を細めたら!!!
言いたいことはわかるよねこれ!!!
これで晴天だったらきっと、もっとそれっぽいんだけど、
これはこれで、見えるよね!!
あの時の感動が、少し…蘇るようだよ!!!





ほら!桜が近い!
降り注ぐようだよ!!!ねえ!!
見てみる!?ねえ、試してみてよ!!
ほら!!





(旦那)「………」




(旦那)「言いたいことが全然わかんねぇ…」






そんなことないよ!
ほら!ちょっと陽も出てきたし!
きらめいてるでしょ!?桜が!
目の前が桜吹雪でしょ!?





ほら!
こうやってさあ!
自分でベストポジションを探すとさあ!
自分だけの桜吹雪がさぁ…!!!








(私には一瞬でもこう見えたように思う、のイメージ画像)













花見気分を盛り上げようと持ってきたお菓子や飲み物も
食べる気にならず、重い空気の中ベンチに座り、
素早い撤収作業をし、家に帰りました。



私は後悔していません。
ずっと出来ると思ってた。
でも上手くできなかった。
そういうこともある。
しかし、ただひとつ言えることがある。
疲れた旦那を付き合わせてはいけなかった。

しかし夫婦とは時としてこういった出来事を乗り切り、
少しずつその絆を深めていく、そんなものだと私は思う。




結果として、あの素晴らしい桜の風景は再現できなかった。
でも、桜の花見の荒いダイジェストみたいなものは
体感できたかなと思う。
幸い桜の季節はこれから。
やっぱり本物を見に行くのが一番。
旦那を誘って、桜の名所に行こう。
桜吹雪の美しい空間を作り出すはずが
夫婦仲に不穏な空間を作り出してしまった。
離れた心を取り戻そう。
何度でも楽しい空間を作り出したらいい。

こうして夫婦の絆は深まってゆくのだから…






おあとがよろしいようで。(無理やり)








より桜に包まれた感覚を味わおうと、
ピンクのタオルで頭を囲い桜装置を見る私。
泣ける。


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